もんぺ製作所 ウェブサイトオープンご無沙汰しております。ご報告がまだできていないのですが先月にいがた創業アワードで優秀賞をいただきました。本日は新潟日報さんの紙面で受賞者紹介でもんぺ製作所をご紹介いただき、朝からお問い合わせや励ましのお電話をいただいております。ありがとうございます。現在は来週のニイガタIDSデザインコンペティションの出品作品制作や準備に追われていてお恥ずかしいことにゆっくりブログに向かう余裕がないのですが、日報さんの記事からブログや仮サイトに訪問してくださるお客さまのために明日公開予定のもんぺ製作所ウェブサイトのURLをお知らせさせていただきます。https://monpeseisakusho.com/2019.02.17 09:38
もんぺ製作所受注販売はじめました本日12月1日からもんぺ製作所受注販売、はじめました。初日の今日は夏の終わりに一度サンプルをみにいらしたお客さまがまたご夫婦できてくださいました。奥さまは夏に一目惚れした中縞で裾ゴムタイプ。(上写真)ご主人は細縞でスリムタイプ。ご夫婦で楽しそうに試着されていてこれからもんぺ製作所のペアルックのご夫婦、もんぺーズご夫婦をたくさん見られるといいな。パタンナーが送り出す『もんぺ製作所』もんぺ。今日いただいた2枚のご注文はわたしが縫製まで担当し、ご自宅までお届けすることに。今日、自分の中に湧いた気持ちはここでは書かずひとりじめしてこれからのもんぺ製作所のモノづくりで現していきたいと思う。Website公開時期については、新潟の繊維産業の工場取材、サンプルの試着実験などを繰り返して、年内公開の予定を延期し、2019年梅春頃を目指しておりますのでお待ちくださいませ。Website公開までは仮サイト、販売はセミオーダー受注生産のみ(特別価格)でございます。パタンナーがつくるもんぺ、サイズ、股下、デザインも1枚ずつ対応いたします。価格もお問い合わせくださいませ。春にはWebsite公開を受けてお披露目会と展示会を予定しております。2018.12.01 07:26
村の収穫祭とシラモもうずいぶん時間が経ったけれど今年も収穫の感謝をお祈りする村の秋祭りも終わり無事に村の収穫祭を迎えることができた。村5軒のみんなと、『ふるさとラボ大賀』の首都圏メンバーも一緒に一献。詳しくはふるさとラボ大賀の大臣官房統計部数理官中田哲也さんが毎回ブログにて丁寧にまとめてくださるので是非お読みくださいませ。http://food-mileage.jp/2018/11/17/blog-158/ふるさとラボ大賀の首都圏メンバーはもう7、8年前から年に何度も大賀普門庵で宿泊、米づくり、村の草刈りなどをとおして交流。関係人口という言葉が出てくるよりずっと前からの長い交流活動歴。住人のわたしよりもずっと大賀歴が長く、詳しい!首都圏や金沢など、メンバー約30人ほど。わたしと同世代も多く、個性的、多趣味、おもしろい仕事やイベントをしていたり、濃厚キャラ。離れていてもSNSやメッセージで大賀に心を寄せてくれていることを感じられて精神的にも大きな支えになっている。今年は村の収穫祭は鴨汁と折詰。村の女性は家庭料理を重箱に詰めて持っていく。首都圏メンバーはお魚センターでお刺身などのご馳走。わたしは大好物のシラモのお酢の物と畑で採れた伯爵カボチャとレーズンのサラダ。今日はシラモについても書こうと思う。シラモとの出会いは4年前。実家岡山から新潟へ戻る時立ち寄った備前の道の駅で初めて見た。海藻好きなので迷うことなく売り場に残っていた3袋購入。調理方法が書いてあり、その通りやってみるとシャキシャキおいしい。娘も「シラモ~♡」と言って食べるけれど岡山でも備前周辺のみの郷土料理。仏様のご馳走と呼ばれ、お盆や法事などの時につくられるらしい。昨年は不漁だったということで一袋も買えなかった。今年の5月の帰省の際は、備前の漁協や道の駅、スーパーにも問い合わせしたけれど水揚げも取り扱いも全くなし。シラモをとっていた漁協の女性部も解散したと言われてひどく落胆した。新潟へ戻る前日、執念深いわたしはネットの画像検索で辿り着いたところへメールで連絡して、直接向かうことになった。2018.11.27 06:45
平成30年コシヒカリご案内謹んでご案内申し上げます。今年も収穫まで長い道のりでしたが平成30年コシヒカリができました。昼夜の温度差が大きく、日本海からの風が届く標高210mの大賀で稲ものんびり育ちました。 はさがけ分はほぼ手刈りをし、天日干しは20日間、太陽の光と風の力を借り、稲穂の茎葉の養分まで吸収、追熟させました。今年は夏は干ばつでした。師匠曰く、極限状態で育った稲はお米本来の力が引き出されるとのことです。小粒ですが、野性味あふれる味になりました。この度、販売させていただきたいと思います。価格など詳細についてはお気軽にメッセージにてお問い合わせくださいませ。返信メッセージで、案内をお送りさせていただきます。lineamusuhi@gmail.com※ご予約いただいているお客様へ月曜より順次発送させていただきます。上越市吉川区大賀『むすひ』谷内幹典・美名子・櫻子農園名『むすひ』「むすび」や「おむすび」もかけています。神道では万物は「むすひ」の働きによって生じ発展すると考えられています。大切な思いをこの農園名に込めました。みなさんとむすばれますように。2018.11.01 04:24
もんぺ製作所@中営機業・港屋・クロスリード先週金曜日と昨日月曜日の2日間、亀田、栃尾、見附まで車を走らせた。左から紺屋(糸染め)栃尾の港屋さんわたし亀田縞中営機業さん加工でお世話になる見附のクロスリードさんそれぞれの工場を訪問してお話を聞き、撮影。クロスリードさんとは初対面。港屋風間さんとの出会いは偶然だけど、今は必然だったと感じるし幸運だった。間違いなくわたしの財産だと思う。2018.10.30 08:28
もんぺ製作所撮影もんぺ製作所の撮影。モデルは心から尊敬し、愛する4人にお願いした。農家、畜産酪農、地域に関わる仕事、コーディネーターさん。魅力ある豊かな暮らしをしている先輩と友人。みんな新潟山間部暮らし。もんぺーズに巻き込みました。思いは執筆させていただいているコラムに書いたのでお読みいただけるとうれしいです。今月は 『もんぺが放つ色気』昨年、理屈っぽいわたしの価値観を変えるほどのご縁をいただいた仙台の学習塾cluezemiさんのサイトのwebマガジン余談Labの中の2足のわらじーズ。コラムを書き始めてから1年が過ぎ、今月から2年目に。内容はさておき、目標の1年書き続けた自分をほめたい。コラムは字数制限がある。言葉選びだったり、ひらがなにするか漢字にするかでもずいぶん印象は変わる。少しオーバ気味な表現や言葉を使って限られた文字数の中で動きを出すという演出家の気分も味わえる。余談Lab髙羽編集長との1年前の初回コラムの提出後《短い文章って難しいですよね。脳に乳酸がたまる・・・ような気がします(脳の筋肉はないと思いますが)》とメールが来ておかしかった。もしかしたら頭を鍛えすぎてこの1年で脳の筋肉ができたんじゃないか、そんな気さえ。この冬は薪ストーブの前で静かに質のいい文章を読む時間が欲しい。2018.10.18 01:24
コラムのお知らせ1か月もブログに向かえなかった。出掛ける先々で最近ブログ更新してないねと言われるようになった。今日もミシンを踏まなければならないのだけれどコラムのお知らせだけでも。仙台の学習塾cluezemiさんのサイトのwebマガジン余談Labの中の2足のわらじーズお読みいただけるとうれしいです。9月コラムは4歳の娘のはなし。『娘との米づくり』2018.09.28 15:07
稲の強い意志と7月コラム午前中たった1時間、恵みの雨が降りましたことをご報告いたします。約1か月ぶりの雨。うれしくて飛び出して田んぼに走りました。数日でまたすぐに乾いてしまうと思うけれど今年は1粒の雨でも本当にありがたい。今年初めてのことだけれど干ばつ気味の田んぼの特に水が届きにくい場所の稲だけが早々に穂を出して花を咲かせた。作物は充実した種を実らせて一生を終えると田んぼや畑で教えてもらってきた。稲は今年の干ばつという環境を感じて枯れる前に穂を出し、花を咲かせたのだ。稲の強い意志。大きく心を動かされ最後まで収穫を諦めず、稲魂に寄り添い向き合って行こうと昨晩夫と話した。2018.08.06 07:43
過酷な夏7月に入ってからの上越の降水量が例年の2割ほどとのこと。村の一部の天水と雪解け水頼みの田んぼは枯れ始めていて切なすぎて直視できない。昨年から借りている家の前の田んぼ2枚もひび割れがひどい。10日ほど前、ホームセンターにあった一番大きな300リットルタンクを買って毎日夫が仕事帰りに大出口に寄ってこんこんと湧き出る水を汲んできて2時間近く散水。それでも足りないので休ませていた杉の味噌樽、娘のプールまでも動員。夫は朝5時前から7時まで、帰宅後の18時頃から20時近くまでずっと田んぼにかかりきり。兼業農家は昼寝をしたり体を休めたりできないので気の毒だなと思っていたところ、先日熱中症にかかった。枯れていくのを黙って見ていることができない、夫の気持ちはよくわかる。出穂もはじまった大事な時期なので娘とわたしもびしょびしょになりながら稲に水遣り。天気予報はずっと晴れ。4年目の米づくりはなかなか過酷。どうか、収穫に結びつきますように。2018.08.02 00:51
スイカ初収穫とマダガスカルジャスミンの開花今朝スイカを初収穫。「落としたら食べられないよ」と言いそうになったけれど収穫を待っていた娘の気持ちを考えて見守ることにした。2.5㎏のスイカをやっとこさ抱える娘。笑顔はなかった。わたしと違って慎重な一面をもった彼女。今晩の夕食後のデザートにとさっそく冷蔵庫へ入れた。その時、とびっきりの笑顔が見られると思う。笑われるかもしれないけれど自分が育てたスイカを食べられることがいまだに信じられない。東京のスーパーではスイカは高くて、気軽に買えなかったから。わたしにとって畑仕事の合間の冷やしたスイカは生ビールに匹敵するくらいのご褒美。2018.07.25 07:36
青大豆もう10日ほど前になるけれど今年も地元吉川在来種の青大豆を蒔いた。青大豆は我が家ではお米と同じくらい大切な作物。日々の食卓にも上がるし、我が家の味噌作りには欠かせない。(青大豆への想いは昨年の「青大豆から」)吉川の青大豆を守ってきたYさんから「大切につないでほしい」という言葉とともに青大豆をいただいた。青大豆の美味しさをみなさんに知ってもらいたい、もっとたくさん育てたいという気持ちもあるけれど、無農薬、無肥料栽培、雑草との闘い、収穫後の手間は稲作以上。それをこなせる余裕ができるまでは欲張らず、このまま小さくつないでいきたい。2018.06.28 08:06