美名子

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【新潟沼垂 もんぺ製作所展示受注会のご案内】

【新潟沼垂 もんぺ製作所展示受注会のご案内】今回の展示受注会は上越から120キロ、新潟市へおじゃまいたします。新潟の美意識や人柄をあらわす『亀田縞』との出会いからもんぺ製作所が生まれました。亀田がある新潟市のお客さまとの出逢いはとても楽しみです。沼垂ビールさんの美味しいクラフトビールを片手に食と芸術の秋のひとときをお楽しみください。新潟沼垂展示受注会●日時10月24日(土)13時~21時(試着製作受付は19時30分時まで)10月25日(日)11時~17時(試着製作受付は16時00分時まで)●会場新潟県新潟市中央区沼垂東2-9-5沼垂ビール/沼垂ビアパブ@nuttari_beer展示受注会での受注は108種類+正藍染からお選びいただけます。※お品物のお渡しには1か月から2か月をいただきます。今回ももんぺは即売はいたしません。ぜひ亀田縞を楽しみにいらしてください。今回初めての試みとしてアームカバーを限定数即売いたします。1,800円(税抜)白いシャツの袖口の汚れが気になる長袖の季節になりました。贈り物にもどうぞ。※左右縞違いは受注生産のみ。コロナ禍の開催となるため、感染予防に十分に配慮しながら行います。混雑を避けるため試着、採寸をご希望のお客さまはもんぺ製作所までご予約をお願いいたします。025-512-1381090-1733-2963linea@joetsu.ne.jpビアパブでの飲食、クラフトビールのお買い物のお客さまもお待ちしております。お車でお越しのお客さま、近隣駐車場をご利用くださいませ。・もんぺ製作所ウェブサイトhttps://monpeseisakusho.com/

11/30-12/1 仙台/もんぺ製作所展示受注会のご案内

今回の展示受注会は仙台へおじゃまいたします。会場は日々ノ道具奥田金物さんです。奥田金物さんは弘化元年に創業。藩祖伊達政宗公が居城を岩出山から仙台に移した際の商家だそうです。日々ノ道具奥田金物さんは新しいコンセプトを掲げ2014年に開業されて先日5周年を迎えられました。赤木が書いているコラム『2足のわらじーズ』を含めたユニークなコンテンツを運営されている仙台の学習塾【clue zemi】代表永井雄太郎さんからいただいたご縁です。もんぺ製作所はステキなご縁で出逢った人たちの想いともんぺ製作所のもんぺを履いてくださっているお客さまと一緒にここまでくることができました。愛するみなさんに導かれて予期せぬことばかり、人生はおもしろい伊達政宗公の魂宿る「杜の都」仙台という美しい街で多くのお客さまに出会えることを心から楽しみにしております。---------------------------------------------新潟の美意識や人柄をあらわす『亀田縞』との出会いからもんぺ製作所が生まれました。今回は仙台で展示受注会を行い、お披露目させていただきます。新潟の伝統織物『亀田縞』に触れたり、履いたり、一緒に何かを作ってみたり、体感型の展示受注会でみなさまをお待ちしております。●仙台展示受注会11月30日[土]-12月1日[日]10:00~21:00(初日12:00から受注をさせていただきます)仙台/日々ノ道具奥田金物仙台市泉区泉中央1-6-3 セルバテラス2Ftel 022-380-6020*ワークショップ(くるみボタン作り・手縫いでちくちく、コースター作り)*3日[土]亀田縞中営機業さんが来場予定。*両日、亀田縞中営機業さんの生地販売。(数量限定)●初めての試み●・つばめのうたとのコラボ【本建正藍染】の美しいもんぺを今回の仙台展示受注会で初お披露目させていただきます。(受注開始)・もんぺ製作所がある山間部の文化をお届けしたいと考え、パタンナー赤木が所属しております上越市吉川区竹細工の会で作った、日々使える竹製品をお持ちします。今回ももんぺは即売はいたしません。ぜひ亀田縞を楽しみにいらしてください。----------------------------------------------------------------------〇ワークショップについて今回は2種類ご用意いたしました。【手縫いでちくちく、コースター作り】お好きな亀田縞の柄を選んで手縫いで縫い合わせ後糸を1本ずつ抜いてフリンジにします。平織の妙味で緯糸と縦糸の色の出方が変わるので織りの深さを感じていただきたいと思います。▪参加費1200円(お好きな柄でコースター2枚)▪柄は30種類くらいご用意いたします。▪所要時間約40分。【くるみボタン作り】お好きな亀田縞の柄を選んでハサミでカット。ゴムを用意しますのでご希望のお客さまはヘアゴムに。▪参加費1000円(直径27ミリくるみボタン3個、ゴム代込)▪柄は20種類くらいご用意いたします。▪所要時間約15分。申し込みなしでご参加いただけますが参加ご希望の方は先にご連絡いただけるとうれしいです。----------------------------------------------------------------------〇受注についてご希望のお客さまにはこの場で受注も行います。採寸をさせていただき、試着を経てオーダーメイドでの制作となります。ウェブサイトでの販売は7柄のみですが展示受注会での受注は108種類からお選びいただけます。※受注は先着順とさせていただきます。お急ぎの場合は展示会受注会前にお電話やメッセンジャー、ウェブサイトお問い合わせからご予約ください。・もんぺ製作所ウェブサイトhttps://monpeseisakusho.com/春まで製作に注力いたしますので次回以降展示受注会につきましては調整中でございます。東京・茨城・金沢・岡山・高知・新潟を予定しております。

薪割り

平場は稲刈りも終盤。わたしたちの田んぼももう刈りたいのだけれど夫は百貨店の催事【大新潟展】で大分まで長期出張中。米作りをする農家がこんな時期に出張か、と夫に嫌味を言って送り出した。嫌な妻です。今年はすべて後手後手。段取りが悪く、稲架(はさ)も作ってないし、焦りだけが。夫にはいつも伝わらない。夫婦ってうまくできてるのでしょうか。夫が留守の間、娘と一対一で向かい合いながら、仕事も田んぼも台所仕事、掃除、洗濯などの家事娘と一緒にお風呂、寝かしつけすべてこなすのは至難の業。今回はPCが壊れてパターン設計CADのソフトが変わって見積り以上に作業時間がかかり、こんな時に限って思いがけない頼まれごとや予期せぬお客さま(野生動物)の訪問。村は稲刈り前の農繁期。村のお母さんたちに娘の子守りをお願いするわけにもいかず近くに実家があればなぁと心から思った。納期が近い仕事や上越市のインフルエンサー投稿、〆切が過ぎている原稿を少しづつ進めようと気持ちばかり焦るけれどそんな時はやっぱり進まない。こんな時は気分転換が一番。今回は鍬を持って田んぼの水路を掃除したり、草刈り機を背負ってひたすら草刈り。薪割りなんかをしてうまく気分転換ができた。汗をかくってやっぱりいい。みんなに驚かれるけれど我が家は古民家でなく、家を新しく建てた。岡山生まれ、長く東京で暮らして雪を知らないわたしは冬を少しでも楽しく、暖かく過ごせるように大きな大きな買い物だったけれど薪ストーブを入れた。大賀集落へ移り住んですぐの頃、山奥の大賀集落に東京のモノ好きな人が家を新しく建てて暮らしてると見物のおじさんたちがたくさん来た。本当にたくさん。その我が家の薪ストーブをみた特にモノ好きおじさんたちから「木を伐ったんで、やるから取りにおいで。」と電話がくる。「今仕事してるから無理~。」と答えるとせっせせっせと軽トラックで運んでくれる。夫もわたしも薪にする時間がなくて今年は我が家の裏には山積みになった木の山、宝の山。少しづつ時間を見つけて割らないと雪の下に埋もれてしまう。ここは冬は農業も林業もできない豪雪地。

野沢温泉村へキャンプ

先月は97歳になったばかり祖母の旅立ちを見守り、気持ちの整理もつかないまま夏が終わろうとしていた。振り返ってみると夫はお盆も休みがなくて、娘には家族そろっての夏らしい時間を作ってあげることができなかったなぁと後悔。娘に「お休みになにがしたい」と聞くとキャンプと答えた。もんぺ製作所の東京展示受注会の準備も進んでいなかったけれど夫の休みにあわせてキャンプへ行くことに。毎年行く妙高の笹ヶ峰キャンプ場に向かう予定は天気予報で夕方雨の予報が出たので長野を目指した。新潟は広い。私が住む上越から長野は比較的近くて車の運転が苦でないわたしは娘と2人、長野へ年中出かける。戸隠で蕎麦を食べ、愛する竹細工を探しに歩いたり、秋には栗やリンゴ狩り、温泉に入る猿に会いに行ったり、善光寺さんをぶらぶら。温泉もたくさんある。新潟市に出るより断然近いし、コトリップ感がある。東京にいる頃は北アルプスの登山もいろいろな交通機関を使って遠く感じたけれど今は長野市周辺なら日帰りでも充分楽しめる。海がない長野県民は上越の海水浴場に足を運ぶので夏の上越は実際に長野ナンバーも多い。目指したのは我が家からは2時間弱の野沢温泉村のスタカ湖キャンプ場。今回のスタカ湖は1300mで涼しいというより寒かった。夜は雨だったし。雨の野営。わたしは心が静まりよかった。娘にも山の天気についても感じてもらうことができたと思う。東京にいるときは雨が嫌いだったけれど大自然の中での暮らしでは雨は恵みだと素直に思えるようになった。今回の雨もそうだった。夏なのに吐く息が白い、そんな体験を娘は楽しそうに受け入れてくれた。

8月東京日本橋 もんぺ製作所展示受注会のご案内

【8月東京日本橋 もんぺ製作所展示受注会のご案内】新潟の美意識や人柄をあらわす『亀田縞』との出会いからもんぺ製作所が生まれました。もんぺ製作所が生まれた上越から東京へ。5月の吉祥寺から夏の日本橋室町。展示受注会を行い、お披露目させていただきます。新潟の伝統織物『亀田縞』に触れたり、履いたり、一緒に何かを作ってみたり、体感型の展示受注会でみなさまをお待ちしております。8月30日[金] 12:00~18:008月31日[土] 10:00~18:00 ワークショップ開催日9月 1日[日] 10:00~16:00 ワークショップ開催日東京日本橋ブリッジ新潟1F・2F東京都中央区日本橋室町1-6-5だいし東京ビル1-2F(東京日本橋三越前)電話:03-3243-2840 9月1日中営機業(有)さん来場予定。●亀田縞生地2メートルカット販売限定20柄ご用意いたします。●ワークショップは3種類ご用意・亀田縞の端切れをちりばめた蜜蝋キャンドル作り・手縫いでちくちく、コースター作り・くるみボタン作り●当日の他出店のご案内・もんぺ製作所がある上越市吉川区から よしかわ杜氏の郷の日本酒販売と日本酒バー 蔵でしか買えない日本酒吊るししぼり大吟醸 、樽酒を特別にご用意・新潟県産極早生品種の新米・新潟の新鮮なお野菜と果物(枝豆・ナス・じゃがいも・梨・ミニトマト) ◎Presented by 第四銀行◎もんぺ製作所は『にいがた創業アワード2018』で地域価値創造モデルとして賞をいただきました。この展示受注会は受賞特典として主催の第四銀行さんより全面サポートいただいているイベントです。----------------------------------------------------------------------☆ワークショップについて【亀田縞の端切れをちりばめた蜜蝋キャンドル作り】石油系のワックス、化学染料は使わず、植物系や蜜蝋を使って蝋燭作りをされているヒノタネヒノカケラさんをお迎えし亀田縞の端切れをちりばめた小さなキャンドルを作ります。秋の夜長にむけて。▪参加費1500円▪所要時間約40分。 作品は後ほど写真でご案内いたします。【手縫いでちくちく、コースター作り】お好きな亀田縞の柄を選んで手縫いで縫い合わせ後糸を1本ずつ抜いてフリンジにします。平織の妙味で緯糸と縦糸の色の出方が変わるので織りの深さを感じていただきたいと思います。▪参加費1000円(お好きな柄でコースター2枚)▪柄は15種類くらいご用意いたします。▪所要時間約40分。【くるみボタン作り】お好きな亀田縞の柄を選んでハサミでカット。ゴムを用意しますのでご希望のお客さまはヘアゴムに。▪参加費1000円(直径27ミリくるみボタン3個、ゴム代込)▪柄は20種類くらいご用意いたします。▪所要時間約15分。申し込みなしでご参加いただけますが参加ご希望の方は先にご連絡いただけるとうれしいです。----------------------------------------------------------------------ご希望のお客さまにはこの場で受注も行います。採寸をさせていただき、試着を経てオーダーメイドでの制作となります。ウェブサイトでの販売は7柄のみですが展示受注会での受注は108種類からお選びいただけます。※受注は先着順とさせていただきます。お品物のお渡しにはお時間をいただくこともございますのであらかじめご了承くださいませ。・もんぺ製作所ウェブサイトhttps://monpeseisakusho.com/◎予告●仙台11月30日[土]-12月1日[日]10:00~21:00仙台泉セルバテラス/日々ノ道具 奥田金物新潟亀田開催は調整中

移住者だから

先日、わたしが住む吉川区の古刹善徳寺住職さんからお声掛けいただき早朝6時からの暁天講座でお話しさせていただいた。前日眠れなくて4時起き。お寺さんでお話しするということでおろしたての麻のブラウスを羽織って自分で縫ったもんぺで出掛けた。移住者だからと特別扱いしないでください。移住者に何かを期待しないでください。わたしたち移住者もみなさんと同じように暮らしたいのです。素直に話したけれど、移住者だからと甘えさせていただけたり、いいこともたくさんある。今回は立派な古刹で人生の大先輩の目の前でわたしのような凡人がお話しする機会をいただけるなんて普通は考えられない。移住者だから。首都圏の移住セミナーでは自分のことを話してきたけれど日頃支えてくださっている地域のみなさんの前で自分のことをあけすけに話すことにずっと抵抗があった。移住して6年が経ち、移住者としてでなく一住民として素直にお話しすることで伝えられることがあるのではないかと考えられるようになってきて今回の大役を引き受けた。大きな成長です。上越の山の中でファッションの仕事を続けていること、東京への日帰り出張の往来について、今住んでいる大賀集落が大好きだということ、もんぺ製作所をはじめようと思いたった経緯など。エンジンがかかってきたところでタイムオーバー。人生とはそんな積み重ねなんだろうと思う。地域のみなさん、数年前におじゃましたギャラリーのオーナーさん、ふるさとに帰省中のご夫妻。集まってくださったたくさんのみなさんから励ましの言葉やあたらしいご縁をいただき、また楽しみが増えそうです。人前でお話しすることで自分の想いを整理したり、総括したりして自分を見つめる時間になったし、お寺の役割についても考えるいい機会になった。もんぺ製作所という事業も、移住者だから始めることができたこと、応援も注目もしていただけたと再確認。地域のためにも長く続けたいと話ながら思った。生きるために仕事をする。遊びを持って仕事をする。大賀に来なかったらそんなことはできなかっただろうなと思いながら陽が登った朝、自宅に戻ろうとハンドルを握ると一気に眠気が。明日、8月17日土曜日13時~東京有楽町の東京交通会館8階で行われる『上越市ふるさと暮らしセミナー』でお話させていただきます。当日飛び込み大歓迎でございます。ぜひいらしてください。セミナーについての詳細↓↓↓https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/furusato/furusato-seminar.html?fbclid=IwAR1WSClGmYN8M6_VNrGJ7ol-niuHQbaFTvNB4c7hmZLF8VJvdBPHrxPVdeE