芸術の中で暮らす

来週の天気予報ではついに雪マーク。
こんなに過ごしやすい日はこの秋最後かもしれないのに

パターンの仕事だった。
本当は戸隠まで一人で出掛けたかったのに。

仕事を終わらせて荷造りをして、こんな日に仕事なんてやっぱりもったいないと思いながら

いつもどおり集荷締切ギリギリで2キロ先の郵便局へ。


あー、美しい。


このポイントはうちの村のメインストリートを下りる途中。
手前の山は尾神岳。奥は米山。
そしてもっと手前は冬水たんぼ。


わたしは今、紅葉という芸術の中で暮らしている。
山暮らしのご褒美のひとつ。

郵便局の帰りに車の中から農作業中の保育士の先生に挨拶をしたら手招きをされ、
お願いだからもらって欲しいの、とおでん大根を差し出された。

そして近況報告したあとの別れ際に「もらってくれてありがとう」と

手を振ってくださった。


この紅葉の中で繰り広げられる

何気ない日常がここにきて3年のわたしにはまだ新鮮で愛おしい。


「もらってくれてありがとう」

という言葉の力を教えていただいた気がする。

ここはまわりの自然も、人も、暮らしもすべてが美しいけれど

わたしはまだまだ届かない。

まだ3年だから。
もう3年も経とうとしているのに。

今晩は大根を煮よう。

lineaとむすひ

夫の夢をかなえるため上越吉川区へ移住、農的暮らし 夫は蔵人、わたしは外注パタンナー、娘と棚田で米づくり 『linea』はパターン事業の屋号、『むすひ』は農園名

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