うしだ屋さんのユニフォーム
ご注文いただく際に、地域を大切に思う彼ららしいお願いをされました。
『うしだ屋』さんのある田麦集落に縫製をされているご夫婦がいるので
田麦で縫製をしたいとのこと。
もんぺ製作所のソーイングアーティストに話してから
パターン・生地などを持って田麦の田辺ご夫妻に会いに行きました。
もんぺ製作所ウェブサイトでも触れていますが
上越の山間部にたくさん縫製工場があったそうです。
山深く、雪深い山間部の貴重な現金収入源だった縫製工場も
海外生産の波にのまれ廃業。
田辺ご夫妻は米づくりをしながら今でも縫製をされていました。
もんぺの縫製についてひととおりお話ししたところ、
『うしだ屋』さんのためなら、と快く引き受けてくださいました。
そんな田麦産のもんぺ。
うしだ屋のお二人は昨日納品後、もんぺを履いてすぐに田辺ご夫妻に報告へ
向かったとのこと。
いつも自然体で自然に寄り添う暮らし、お客さまをもてなす際の距離感も
とっても心地が良いです。
そんな若い2人が
安価ではないもんぺ製作所をユニフォームとして選んでいただいた気持ちは
しっかりいただき、心に刻んで、またちからにして行こう、
そう思っています。
うしだ屋さんでは農作業体験、ブナの森散策ガイド、アクティビティなども
充実しております。
夏休みに自然に寄り添った暮らしを体験したいというかた、
是非ウェブサイトまで。
新潟上越『うしだ屋』
話ははずみ、
これから暮らしをたのしむための催しを
民宿であるうしだ屋さんでみなさんを巻き込んで開催したいと
いいお話でおわかれしました。
もんぺも『うしだ屋』さんとともにいい経年変化してくれそうです。
忙しくして破れるまで履いてくださいね。
リペアできることを楽しみにしています。
帰りの山道はお二人の瑞々しさのおかげで
緑がいつもより濃く美しく見えました。
うっしー、しほさんありがとうございました。
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